令和時代に求められる男性育休推進のカタチとは?

 

 

「隠れ育休調査2019」結果&男性育休の先進企業事例から

これからの男性育休推進の在り方、FJの具体的な施策を検討するフォーラム開催!

 

これまでNPO法人ファザーリング・ジャパン(以下FJ)では、男性育休推進プロジェクト「さんきゅーパパプロジェクト」を2010年に立ち上げ、改正育児介護休業法で認められた産後8週間の男性育児休業を「パパ産休」と名付け、パパ産休を取得する「さんきゅーパパ」を支援する活動を行ってきました。

 

また、乳幼児を持つ父親に対し育児休業制度とは別に有給休暇などを利用して産後の妻のサポートや育児のための休暇(以下、「隠れ育休」)調査を2011年、2015年に実施し、政策提言も行ってきました。

 

さらに、男性の育休推進に不可欠な上司の理解を促進するため「イクボスプロジェクト」と連携し、父親個人だけでなく企業や自治体とともに男性育休取得促進活動を継続してまいりました。

 

しかし、国の目標である男性の育休取得率13%は平成時代に達成することができないまま、令和時代に突入しました。一方で、働き方改革推進の流れとともに、男性育休取得率100%を目指す企業や、取得期間1か月を推進する企業など、大企業を中心として男性育休推進は加速化しています。

 

そこで、FJでは平成から令和に移り変わる時期に「隠れ育休調査2019」を実施し、男性育休の現状分析を行うとともに、男性育休推進で先進的な取り組みを行っている企業をお迎えし、企業における取組事例、そこで見えてきた課題と対応策、今後求められる男性育休推進のカタチを探っていくフォーラムを開催いたします。

 

■対象者 企業の経営者、人事、ダイバーシティ責任者・担当者、本テーマに関心のある方

 

■概要

日時 : 6月14日(金)15:30~17:30

場所 : FinGATE KAYABA  http://www.fingate.tokyo/

主催 : NPO法人ファザーリング・ジャパン http://fathering.jp/ (NPO法人コヂカラ・ニッポン姉妹団体) 

 

■お申込みはこちら https://sankyu.peatix.com/view

 

■プログラム ※内容に変更がある場合ございます。予めご了承ください

・「隠れ育休調査2019」から見えてきた現状

・ 先進企業4社から男性育休促進事例の発表

・ 男性育休推進の課題と対応に関するパネルディスカッション&質疑応答

 

・ 令和時代に求められる男性育休推進のカタチ(FJ提言)

 

■企業登壇者

 

梶原 織梨江氏

 

日本生命保険相互会社 人材開発部 輝き推進室 室長

1999年、日本生命保険相互会社入社。リーテイル部門、金融法人部門を経て、2014年、消費者室課長として消費者志向経営を担当。2017年4月より、輝き推進室 室長としてダイバーシティ&インクルージョン推進を担当。一般社団法人日本ヒーブ協議会 代表理事。二児の母。

 

中根 弓佳氏

 

サイボウズ 執行役員 人事本部長 法務統制本部長

1999年大阪ガス入社、2001年サイボウズに転職。知財法務部門にて著作権訴訟対応、契約、経営、M&A法務を行った後、人事制度策定や採用業務に携わる。2度の産前・産後、育児休暇を経て2014年執行役員事業支援本部長に就任。2019年より現職。

 

荒渡 謙太郎氏

 

千葉銀行 ダイバーシティ推進部 主任調査役

営業店での法人向け営業、支店次長などを経て現職。ダイバーシティ推進部内唯一の男性で、企画部門に従事。二男児(中学3年と小学6年生)の父。

 

島田 由香氏

 

ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社 取締役 人事総務本部長

 株式会社パソナ入社。2002年米国ニューヨーク州コロンビア大学大学院にて組織心理学修士取得、日本GEにて人事マネジャーを経験。2008年ユニリーバ入社後、R&D、マーケティング、営業部門のHRパートナー、リーダーシップ開発マネジャー、HRダイレクターを経て2013年4月取締役人事本部長就任。その後2014年4月取締役人事総務本部長就任、現在に至る。学生時代からモチベーションに関心を持ち、キャリアは一貫して人・組織にかかわる。高校一年生の息子を持つ一児の母親。

米国NLP協会マスタープラクティショナー、マインドフルネスNLP®トレーナー。

 

■登壇者

 

安藤 哲也氏

 

NPO法人ファザーリング・ジャパン代表

1962年生。二男一女の父親。明治大学卒業後、出版社、書店、IT企業など9回の転職を経て、2006年に父親支援事業を展開するNPO法人ファザーリング・ジャパンを設立し代表に。「笑っている父親を増やしたい」と講演や企業向けセミナー、絵本読み聞かせなどで全国を歩く。最近は、管理職養成事業の「イクボス」で企業・自治体での研修も多い。2012年には児童養護施設の子どもたちの自立支援と子ども虐待やDVの防止を目的とするNPO法人タイガーマスク基金を立ち上げ代表理事に就任。子どもが通う保育園や小学校ではPTAや学童クラブの会長も務め地域でも活動中。2017年には「人生100年時代の生き方改革=ライフシフト」をテーマにライフシフト・ジャパン(株)を設立し取締役会長に就任。

 

厚生労働省「イクメンプロジェクト推進チーム」、内閣府「男女共同参画推進連携会議」、東京都「子育て応援とうきょう会議」、にっぽん子育て応援団 共同代表等も歴任。著書に『できるリーダーはなぜメールが短いのか』(青春出版社)、『父親を嫌っていた僕が「笑顔のパパになれた理由」』(廣済堂出版)、『パパ1年生~生まれてきてくれてありがとう』(かんき出版)、『パパの極意~仕事も育児も楽しむ生き方』(NHK出版)、『PaPa’s絵本33』(小学館)など。読売新聞でコラム「パパ入門」を連載。

 

 

白河 桃子氏

 

相模女子大学、昭和女子大学客員教授・少子化ジャーナリスト

住友商事、外資系金融などを経て著述業に。山田昌弘中央大学教授とともに「婚活」を提唱。婚活ブームを起こす。働き方改革、ライフキャリア、ジェンダー平等、女性活躍推進、ワークライフバランス、ダイバーシティ、などがテーマ。2018年は「働き方改革」で100社に講演。

著書:「女子と就活」「産むと働くの教科書」「御社の働き方改革、ここが間違ってます!」「ハラスメントの境界線 セクハラ、パワハラに怯える男たち」など 

 

 

塚越 学氏

 

東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス推進部 チーフコンサルタント

FJ理事 さんきゅーパパプロジェクトリーダー

父親の育児・夫婦のパートナーシップなどのセミナー講師やイベント企画等を自治体、労組、企業などに対して行う。男性の育休促進事業「さんきゅーパパプロジェクト」リーダーとして男性の育休取得に立ちはだかる個人、職場、風土の壁を打破すべく活動中。2012年より同法人の理事に就任。

著書:「新しいパパの教科書(学研教育出版)」「新しいパパの働き方(学研教育出版)」共著

「崖っぷちで差がつく上司のイクボス式チーム戦略(日経BPマーケティング)」監修